こんにちは、てくとらです。
みなさん一度は「浦島太郎」の絵本やテレビを見たことがあると思います。
浦島太郎がたどり着いた地があるのはご存じですか?
長野県にある「臨川寺」というお寺。こちらにある「浦島堂」が浦島太郎がたどり着いたという説がある場所なのです。
臨川寺、浦島太郎がたどり着いたとされる場所「浦島堂」への行き方などを紹介します。
寝覚山 臨川寺について
浦島太郎がたどりついた地との説がある木曽寝覚の床に建つ由緒あるお寺。
寛永元年(1624年)に尾張藩祖徳川義直が木曽代官 山村良勝により本堂・堂宇を再建。
浦島太郎が残した弁才天像や釣り竿を祀ったのが「臨川寺」の始まりと伝えられています。
こちらから入館します。
石碑につるがついて、自然豊かな感じで素敵です。
社務所
御朱印が欲しい方は、こちらでお願いしましょう。
本堂
こちらでお参りをしましょう。
木の彫刻も素敵なのでぜひ見てください。
寝覚めの床
こちらの場所からも寝覚めの床を見ることができます。
写真ではなかなか見にくいかもしれませんが、右下のあたりに「浦島堂」があります。
岩場を進むのが難しい方は、この場所から見てください。
弁財天堂
尾張藩主四代 徳川吉通が正徳元年(1711年)寝覚の地に立ち寄った時に、母堂の長寿を祈願して、建てるように命じ完成したお堂。
明治天皇 記念碑
明治十三年(1880年)6月27日には明治天皇が御小休みをされ、今も記念碑が残っています。
寝覚の床
「日本五大名峡」の一つに数えられ、国の名勝にも指定されている。
「寝覚の床」と名付けられた理由
竜宮から帰還し、寄る者が居なくなった浦島太郎は放浪の旅の末、木曽の山奥にたどり着きます。
美しい景観に心洗われた太郎は、ここで玉手箱を開け老人へと姿を変えてしまいました。
そこで初めて夢から覚めた気持ちになった場所… ”竜宮城に行った夢が覚めた場所”
という事で、この地が『寝覚の床』と名付けられたといいます。
寝覚の床 行き方
寝覚之床降り口
こちらの門をくぐり、寝覚の床へ行きます。
線路の下を通っていきます。
運が良ければ、電車を見ることができます。
休憩できるスペース。
この先、ごろごろした岩場を進むことになり、休憩できる場所は岩の上なので、疲れた方はここでしっかり休んでください。
ここからの眺めもいいので、少し休憩してから向かうのもいいですよ。
こんな感じの風景。
新緑の時期で、緑が広がっている感じがいいですね。
寝覚の床美術公園
寝覚の床美術公園も見えます。
自然豊かな場所です。
芸術的な石のアーチが奥にみえました。
あとから調べたところ、「時の広場」と呼ばれる場所。
石で出来たモニュメントが展示されている広場でした。
ハスの池もあります。
ハスの花も咲いていてきれいです。
橋を渡る
こちらの道を進んでいきます。
小さいですが橋を渡ります。
橋の所で水のせせらぎを感じることが出来ます。
ここからは、ごろごろした岩場を進んでいきます。
浦島堂へは、ずっとごろごろした岩の上を歩くので、気を付けて向かいましょう。
このような景色を楽しみながら進むと頑張れます。
バランスがとれた状態で、周りを見渡してみてください。
浦島堂
浦島堂付近に到着。
地質学的にも珍しい甌穴(ポットホール)などの奇岩を見る事ができます。
自然が作り出した穴ってすごいですね。
こちらが浦島堂です。
このはしご、登るときはそこまで怖くないのでスムーズに登れました。
しかし降りるとき、少し高さもあるせいか、立ったままでは怖くてしゃがんで降りました。
最後の一段まで気を抜かずに、気を付けて降りてください。
松の木があり、松ぼっくりも落ちていました。
花崗岩の巨石が連なる独特の景観は、木曽川の急流によって削られ生まれたもの。
浦島堂脇からもダイナミックな風景を一望できます。
頑張ってたどり着いてよかったと思える風景です。
浦島堂へ行く方は ※要チェック※
①履物について
ごろごろした岩場を進みますので、履きなれた靴で行くことをおすすめします。
ヒールやサンダルで行くのは危険です。
➁荷物について
手で岩をつかんで進む所もありますので、リュックや肩掛けできるカバンがおすすめです。
➂お子様連れの方
小さい子供を連れて行くのはかなり大変だと思います。
最初のごろごろした岩場を進む時点で、危ないと感じた方は進まないほうがいいです。
岩場がずっと続きますので、早めに引き返すようにしてください。
宝物館
こちらの建物の中に入ってみましょう。
昔の物が展示されています。
浦島太郎が使ったとされる釣り竿が飾られています。
貴重なものを見ることが出来るので、ぜひ宝物館も見ていってください。
アクセス
長野県木曽郡上松町上松1704
0264-52-2072
車の場合
無料駐車場あり
電車の場合
JR上松駅より徒歩20分
営業時間
9:00~17:00(冬季は16:00まで)
入園料
大人200円
中高生100円
小学生以下無料
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