阿寒湖の森でナイトウォーク 自然の中でプロジェクションマッピングが楽しめます『カムイルミナ』

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北海道

こんにちは、てくとらです。

今日は、 北海道の釧路市にある「カムイルミナ」を紹介します。

カナダのデジタルアート集団、Moment Factoryが作り出したデジタルアート。

誰もが分かりやすく楽しめる内容になっているので、家族、友達、カップル、年代問わず楽しめる内容になっています。

阿寒湖周辺のホテルに泊まるなら、ぜひ体験してもらいたいアクティビティです。

実際に行ってみたので、感想とともに写真付きで紹介します。

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カムイルミナとは?

2019年7月オープンの新しいデジタル体験コンテンツ。

カナダ・モントリオールを本拠地にしている、世界最先端のデジタルアート集団、Moment Factory社が世界中で展開する「ルミナ・ナイトウォーク・シリーズ」の10作目の作品です。

本物の国立公園を利用するのは”世界初”の試み。
(阿寒摩周国立公園を利用しています)

阿寒湖畔の森1.2Kmを舞台に、阿寒湖に伝わるアイヌの物語を、登場するキャラクターと心を通わせ、自然の中に溶け込むサウンドやデジタル技術を楽しみながら、物語を進めていくアクティビティです。

この旅のガイドとなる「リズムスティック」を手にしたら、いよいよ出発。

阿寒湖の森に動物たちが戻ってきてくれることを願い、カムイの世界への神秘の冒険スタートです。

カムイルミナ 楽しみ方

開園までの待ち時間

こちらの近くで待つだけではもったいないです。

待合室の前には、これから行く「カムイルミナ」の物語が書かれています。

読んで、イメージを膨らませましょう。

待合室の上の辺りには、かわいい看板も設置されています。

楽しむためのグッズ

ブレスレット

カムイルミナ オリジナルのライトアップバンド
暗闇で光るブレスレットです。

園内は暗いのでお子様にブレスレットを付けて居場所を分かりやすくしたり、夫婦や友達、カップルでお揃いで付けて歩くのもいいですね。

レインコート

雨の日でもアトラクションは中止されません。
雨でも楽しめるように、レインコートの販売があります。

杖を持って歩かなければいけないので、傘を持ちながらだと大変です。

レインコートを着用した方が、両手がふさがらなくていいので安全ですし、デジタルアートも傘が邪魔して見えないってことも少なくなると思います。

冒険の旅の重量アイテム「リズムスティック」

入場するときに渡される、アイヌの杖をモチーフにしたリズムスティック。

リズムスティックからは、音がなったり、暗い道を照らす光がでたり、アトラクションを進めるのにとても大切なものになります。


少し重いので、1時間持って歩かないといけないのは少し辛かったです。

ボッケの遊歩道

このような遊歩道を歩いて行きます。

緩やかな傾斜くらいなので、危ない道ではありませんが暗闇ではあります。

自然そのものの暗闇を楽しめるようになっているので、リズムスティックで足元を照らして安全に進みましょう。

他の人から置いて行かれてしまっても大丈夫です。

投影されるプログラムは繰り返し流れますので自分のペースで進みましょう。

見学ゾーン

アイヌの村の守り神のフクロウ「コタンコロカムイ」

ゲートでは、アイヌの守り神フクロウ、「コタンコロカムイ」が出迎えてくれます。

動物たちを敬わなくなった人間たちのお話があり、アイヌとカムイの関係性が崩壊していることを告げられます。

原因は、アイヌの国には動物たちの魂を送る儀礼や作法が存在していますが、それをないがしろにし、動物を敬わず狩り捕り続けていること。

なので、食料となる生き物たちをこの地に送ることをやめてしまったそうです。

この関係を修復しなければいけないが、コタンコロカムイは守り神でこの地を離れることができません。

この重要なメッセージを届けられるのは、美しい声の持ち主!

「今光った!」「追いかけよう」真っ暗な木々の合間に光る青い軌跡を追うことに!

フクロウに代わり、メッセージを届ける鳥「カケス」

光を追っていった先には、鳥「カケス」がいました。

神々の為に歌いたいと願い出ます。

しかし、リズムを外してしまってうまく歌えないからどうしよう・・・というカケス。

フクロウから「カケスの冒険の旅の手伝いをしてもらえないか?」と人間に協力の呼びかけがあります。

リズムスティックでリズムをとって、カケスのお手伝いをしましょう。

マリモの助言

マリモの奏でるリズムに合わせれば、この世界に留まってくれるかもしれない。

みんなでリズムスティックを使ってリズムを奏でます。

こちらのリズムはあとから重要になるので覚えておきましょう。

カケスの崇高な歌声

今までとは違って、まばゆい光が差し込み、幻想的な世界に!

カムイからの警告

ボッケでカムイからの警告があります。

『ボッケ』
アイヌ語で「煮え立つ」という意味。
地下から泥が火山ガスと共に吹き出す「泥火山」の現象を表している。

礼節を失った人間たちによる、こんな不条理にはもう耐えられない、人間たちの生き方を改めよと。

感謝の気持ちを持たないものには、自分たちの命は捧げられない。

自然の尊さ、自然との共生の大切さを実感することができます。

昼間に見たボッケとは全く別物のように見えます。

煮えたぎるような赤い色や水色など、カムイの怒りが表現されています。

光だけでなく、スモークもでるので迫力満点です。


昼間に通常のボッケを見てから参加すると、違いが分かってより楽しめます。

フクロウの元へ

リズムスティックを使って、みんなでリズムを奏でたおかげで、カケスは任務を果たすことができ、動物たちは森へと帰っていきます。

フクロウも、みなさんへ感謝の気持ちを伝え、また会える日を楽しみにしていますと言って帰っ行き
アクティビティ終了になります

景観への配慮

景観を壊さないように配慮し、プロジェクターや音響機器は公園内の葉や木でカモフラージュされています。

日中に歩きましたが、「なんだろう?何かが隠されているのかな?」と思うだけで、まさかナイトウォーク用の音響機器などだとは思いませんでした。

営業時間

日没からの営業になるので営業時間が異なります。

【2023年の営業スケジュール】
5月13日(土)~  8月 9日(水)19:30~21:00(最終スタート 21:00まで)
8月10日(木)~ 8月31日(木)19:00~21:30
9月 1日(金)~  9月15日 (金)18:30~21:30
9月16日(土)~ 9月 30日(土)18:00~21:30
10月 1日(日)~  11月11日(土)17:30~21:00(最終スタート 21:00まで)

入場料

大人(中学生以上)3,500円
小人(小学生)1,700円
未就学児無料

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服装&持ち物

遊歩道で整備されているので、歩きやすいです。
とはいえ、1.2Km歩きますので、歩きやすい靴の方がおすすめです。

日没後になるので、夏でも涼しくなっていきます。
なので、上着が一枚あると安心かなと思います。
歩くと暑くなるので、最初の待ち時間はあってもいいかなというくらいですが。

飲み物は、一時間くらい歩くので、あったに越したことはないかなといったところです。

周辺スポット

ボッケ

阿寒湖畔エコミュージアムセンター

阿寒湖アイヌコタン

引用:公式ホームページより

所要時間

50分~1時間30分

1.2Kmの道を8か所の見学ゾーンを楽しみながら進んでいきますので、みんなと同じペースで回っていければ、50分~1時間くらいで回ることができます。

繰返し投影されるプログラムなので、もし2度見た場所があったとしても1時間30分くらあれば回れるかなと思います。

アクセス

車の場合

〒085-0467
北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉1丁目5−20
TEL:0154-65-7121

駐車場

なし

近隣にコインパーパーキングがあります。

※阿寒湖のホテルに泊まる方は、送迎バスが出ている場合が多いです。

おわりに

いかがでしたか?
自然の中に映し出されるプロジェクションマッピングは、とても幻想的です。

ナイトウォークで、いつもと違う、ワクワクした時間を楽しむ。

気になった方は、ぜひ足を運んでみてください。

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