神秘的な池の絶景・富士山を堪能できる場所「忍野八海」

こんにちは、てくとらです。

今日は、　山梨県の忍野村にある「忍野八海」を紹介します。湧水と富士山の絶景が見られる忍野八海。
忍野八海には日本の懐かしい風景が残り、茅葺き屋根や水車も見られます。

家族、友達、カップル、年代問わず楽しめる場所です。

実際に行ってみたので、感想とともに写真付きで紹介します。

忍野八海とは？

富士山の雪解け水が湧出す8つの池の総称。
8つの池は、「湧池」「菖蒲池」「鏡池」「濁池」「銚子池」「底抜池」。
忍野八海の中心には、１番人が集まる「中池」もありますが、人工池なので、8つの池には含まれていません。

名前の由来

忍野八海は、池なのに　なぜ海がついているのか？と疑問に思われる方もいるのではないでしょうか。

その理由は、忍野八海のそれぞれの池の「位置」に関係があります。
「出口池」を北極星として、その他の池を北斗七星の形に見立てています。
「池」と呼ぶにはあまりにも尊いということから、「海」と名付けられたようです。

忍野八海は世界遺産なのか？

世界遺産富士山の一部として認定されています。

富士信仰の古跡霊場や富士道者の禊ぎの場の歴史や伝説、富士山域を背景とした風致の優れた水景を保有する「忍野八海」は、世界遺産富士山の構成資産の一部として認定されました
引用：忍野八海より

天然記念物に登録されているの？

忍野八海は、「形状、水質、水量、保全状況、景観、仏教思想など」の観点から国の天然記念物に登録されました。

日本名水百選にも選ばれています。

駐車場

忍野八海周辺には有料駐車場が多くあります。
料金は、300円～500円のところが多いです。

入場料

「底抜池（そこなしいけ）」を除き、特に観覧料や入場料などは必要ありません。

底抜池は「榛の木林資料館」の中にありますので、資料館に入る際に入場料が必要です。

忍野八海　見所

8つの湧水池　「八海めぐり」

忍野八海の一番の見所は、透き通った美しい湧水池をめぐること。

忍野八海には8つの湧水池があり、それぞれに番号が振られていまので順番に紹介します。
池をまわる順番は決まっていないので、近い順番にまわりましょう。

【一番霊場】出口池

忍野八海で一番大きい霊水の池。

他の7つの池とは離れた場所にあります。
忍野八海「湧池」から徒歩15分。
離れている分人が少なく、のんびりと楽しめます。

出口池のほとりには、鳥居もある神社があり、神秘的な景色を楽しめます。

【二番霊場】お釜池

忍野八海の池で一番小さい池。
しかし水深は一番深いところで約4ｍあり、水量はとても豊富。

【三番霊場】底抜池

忍野八海の池で、唯一私有地にある池。
そのため、「榛の木林資料館」に入らなければ見ることができません。

お釜池と地底でつながっていると言われています。

【入館料】

大人（中学生以上）	300円(税込)
子供（小学生以下）	150円(税込)
幼児（１歳以上～幼稚園児）	100円(税込)
団体割引（１５名以上）	-50円

【営業時間・定休日】

開館時間：　９：００～１７：００
定休日 :　不定休（悪天候・冠婚葬祭時など）

【四番霊場】銚子池

草地の中にひっそりとある池。

今は「縁結びの池」と伝えられていますが、かつては結婚式でおならをしたことを恥じた花嫁が、銚子を持ったまま身投げしたという悲しい伝説の残る池でもあります。

池の底の砂を巻き上げて水が湧き出しているのが分かりますので、よく見てください。湧き出ているのが分かる池はここだけです。