こんにちは、てくとらです。
今日は、三重県の熊野市にある「鬼ヶ城」を紹介します。
世界遺産にも登録されている「鬼ヶ城」
全長1.2Kmありますが、見どころが多く最後まで楽しむことができます。
鬼ヶ城とは?
熊野灘に面して約1.2km続いている絶景スポットが多数ある鬼ヶ城。
鬼ヶ城伝説でとは・・・
昔々鬼ヶ城は、断崖絶壁で陸伝いではなく、海からしか行けない場所でした。
船で行き来するものの中に、金銭や物などを奪う海賊のような鬼がいて人々は困っていたそうです。
鬼を征伐するよう天皇の命を受けた将軍・坂上田村麻呂が、海賊の拠点(鬼ヶ城)を突き止めました。
しかし、その場所は岩がそそり立ち強い波が打ち上げる場所で近づく事が出来ず、苦戦していたところ、沖の魔見ヶ島の童子が現れたそうです。
鬼が油断して岩屋の扉を開けた一瞬の隙をついて、将軍が神通の矢を放ち見事一矢で退治する事ができたというのが伝説です。
この場所を「鬼の岩屋」と呼んでいましたが、後に「鬼ヶ城」と呼ばれるようになりました。
鬼ヶ城 案内図
鬼が城 おすすめスポット
鬼が城 最初から絶景
青い海と青い空、とっても美しいです。
下を見るとこんな感じ。
波が岩にぶつかっているのが分かります。
では、こちらの道を通って鬼ヶ城へと進んでいきます。
魔見ヶ島(マブリカ)
写真を撮り忘れてしまいましたが、ここから見ると島があります。
千畳敷
こちらのトンネルのような岩、さらにその上には彫刻したかのような岩がのっかっています。
この道を進むと、お待ちかねの千畳敷に到着します。
鬼ヶ城の最大級の見どころ「千畳敷」
大規模地震が起きるたびに隆起したといわれている大洞窟。
上下段に分かれていて、高さは約15m、広さは約1500㎡。
この千畳敷は鬼ヶ城伝説によると、征夷大将軍として知られる坂上田村麻呂に討ち取られた海賊・多娥丸の住み家であったと言われています。
写真ではなかなか伝わりにくいですが、とてもとても大きな岩が覆いかぶさるように立っています。
大きな鳥がいました。
キョロキョロとこちらの様子を伺っている感じでした。
写真を撮った後、飛び立ってしまいました。
しかし、この場所を拠点としているのか、何度も旋回し、早く戻りたいなといった感じに見えました。
特に攻撃してくることはなく、近づくと逃げていく感じでした。
奥の木戸
猿戻り
奥の木戸を抜けると、この断崖絶壁が見えてきます。
猿でさえ、この高さ数十メートルの断崖に恐れをなして後戻りすると言われたことから「猿戻り」と呼ばれています。
細い道で、さらに足元はごつごつした岩場で歩きにくく少し怖かったです。
柵はありますが、みなさん気を付けて通ってください。
お子様連れの方は特に注意してくださいね。
階段のようになった岩場。
こちらは通っていないのでこの先に何かあったのかはわかりません。
鬼の風呂桶
猿戻りの道を進んでいくと見えてきます。
下を見ると岩の真ん中にくぼんだ所があり、ここが「鬼の風呂場」です。
海水が溜まっていて、風呂桶のように見えることからこの名がついたようです。
犬戻
ここも断崖絶壁の道を進むことになります。
犬も戻ってしまうことから「犬戻」と名付けられたそうです。
神楽岩
写真を撮り忘れてしまいましたが、犬戻りの道を行くと『神楽岩』があります。
石の上に石碑のようなものが立っています。
木喰岩
鰐岩
上から見ると鰐のような形をしている、全長50メートル以上もあるという巨大な岩「鰐岩」。
潮吹き
「潮吹き」の場所が分からず、看板です。
岩の両サイドから吼えるような音を鳴らして潮を吹くそうですが、場所も音も分かりませんでした。
飛渡り
「飛渡り」の場所が分からず、看板の写真です。
後から調べたところ、岩の割れ目にかかった橋の事を言うそうです。
昔、橋が無い時に飛んでいたことから「飛渡り」と名前がついたそうです。
橋の上でこの看板に気づいたのがよくなかったようです。
鬼の見張場
七里御浜を一望できるスポット。
太平洋の荒波が押し寄せるため、海岸の岩や砂地をどんどん侵食して、今もなお地形の変化が見られます。
鬼ケ城に訪れた際は、ぜひここまで来て、この風景を見て欲しいものです。
水谷
昔、鬼が水を汲んだ所と言い伝えられています。
鬼ケ城山頂から、絶えず噴水が流れ落ちてきて水がたまっていたようです。
大きな洞窟だったので、ここで人々は昔、休憩をとっていたそうです。
現在でも写真のように水が流れてきて水たまりが出来ています。
日陰にもなっていますので、少し休憩して進みましょう。
鬼の洗濯場
平らでツルツルとしてそうな大きな岩の場所が「鬼の洗濯場」です。
鬼がここで洗濯をしていたそうです。
水もたまっていて、川で洗濯していたかのような感じだったのかもしれないですね。
波切不動
蜂の巣
無数のくぼみができていて、蜂の巣のように見えます。
帰り道
・鬼ヶ城をもう一度通って帰る
・鬼ヶ城歩道トンネルを通って帰る
・タクシーを呼ぶ
こちらの三択になります。
鬼が城センター
食事ができる場所とお土産が買える売り場があります。
営業時間
9:00~17:00
(季節によって終了時間が異なります)
入場料無料
入場料・駐車料金 無料です
服装&持ち物
鬼が城は、地面がかなりごつごつボコボコとしていますので、スニーカーなど履きなれた靴で行くことをおすすめします。
日傘をさして歩くのは危険な場所も多いので、日焼けが気になる方は、日傘や帽子など対策をしていきましょう。
夏は、必ず飲み物をもって散策してください。
最後まで鬼が城を回りたい方で、飲み物をもっていない方は、売店で購入してから行くことをおすすめします。
自然相手の場所ですので、自販機はありませんので、最初から準備しましょう。
所要時間
1時間~3時間
一番遠い、蜂の巣まで1.2Km(30~40分)
往復で1時間30分~2時間はかかります。
アクセス
車の場合
〒519-4323
三重県熊野市木本町1835
TEL:0597-89-1502
駐車場
鬼ヶ城センターの正面の第一駐車場(普通車70台)
第二駐車場はバス専用の駐車場
※料金は無料
電車・バスの場合
名古屋駅から特急「ワイドビュー南紀号」で熊野市駅まで約3時間
新大阪駅から特急「特急くろしお号」で新宮駅まで約4時間
新宮駅から普通列車で熊野市駅まで20分
おわりに
いかがでしたか?
鬼が城は、大人も子供も楽しめるデートスポット・観光地です。
いつもと違う非日常を味わう
気になった方は、ぜひ足を運んでみてください。
熊野でホテルをお探しの方はこちらの記事をどうぞ!
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