こんにちは、てくとらです。
大須商店街の中にあるお寺。亀岳林 万松寺。
織田信長の父、織田信秀の葬儀が行われたお寺です。
400年以上の歴史があるお寺ですが、建物はとても近代的なんです。
和傘が飾ってあったり、かわいい絵馬があったりします。
ぜひ行ってみてください。
万松寺について
万松寺は、1540(天文9)年に、尾張の実権を握っていた織田信長の父 織田信秀が伯父である僧を招き織田家の菩提寺として開基されました。
場所は今よりも北側に位置し名古屋市中区錦から丸の内二、三丁目をまたがる広大な寺院だったそうです。
名古屋城築城(1610)の際に現在の場所に移り、丸の内には現在でもその名残として萬松寺境内にあった「桜天神社」があります。
曹洞宗(禅宗)・大本山總持寺の末寺で十一面観音菩薩が本尊。
正式の寺号は亀嶽林山萬松寺。
徳川家康が竹千代と名乗った幼少時代、人質となって暮らした寺でもあります。
本堂
戦後の復興で本堂の再建が始まったのは平成4年からです。
境内の敷地を商店・住宅地として開放した民衆とともにある万松寺和尚の意思に立脚し、新しい時代の寺院の形として地下一階、地上五階建て鉄骨鉄筋コンクリート造りの本堂が建立されました。
地下一階と三~五階は最先端の納骨堂か設置、屋上には鐘楼が置かれました。
信長のからくり時計
3階部分の黒い扉には、信長のからくり人形が隠されており、信長の抹香事件を再現しています。
上演時間:10時/12時/14時/16時/18時
父織田信秀の墓所
信秀公は万松寺で盛大な葬儀が行われた後、同寺境内に埋葬されました。
現在の墓碑は2018年(平成30年)に建て替えられた新しいものになります。
父織田信秀の墓所も再整備されこのような祭壇になっており、いつでも参拝ができるようになっています。
不動堂
アーケード街沿いにあり、万松寺の真ん中にあることから、御本尊と間違えている人も多いと思われます。
私もこちらがご本尊だと最初思ってしまいました。
和傘が飾ってあったり、鳥居があったり、きらびやかなので本堂みたいですよね。
稲荷堂
お稲荷さんなので赤い鳥居が並んでいます。
そしてお参りには柏手を打ちます。
ここはお寺でしょと思われるかも知れませんが、お稲荷さんがお祀りされてるから神社と一緒でいいのです。
拝殿前にお参りの仕方がかいてあるので、心配な人はよく見てお参りしましょう。
白雪稲荷は、白雪吒枳尼真天(はくせつだきにてんしん)をお祀りしています。
魔鏡がご神体で、万松寺の地に千年も前から住んでいた白狐。
万松寺が衰退したとき、このお稲荷様が御小女郎に化身し金を工面して寺の窮地を救ったと言われています。
御利益:金運招福・商売繁盛・事業繁栄・五穀豊穣
手水鉢
白雪稲荷の鳥居前に小さな手水鉢が置かれていますが、龍の口ではなく象の鼻から水が出ています。
とても珍しいですよね。
絵馬
かわいい狐の絵馬です。
笑っているよう表情に見え、願いごとをかなえてくれそうです。
商売繁盛、学業、開運など願いごとを書いてみませんか?
祈祷受処
ご祈祷・御朱印授与などはこちらです。
祈祷受処の時間・御朱印の最終記帳時間
平日、土日祝:10時~18時
限定御朱印の記帳受付は17時半まで
境内案内図
境内はこのような配置になっています。
周辺観光
大須商店街
三輪神社
周辺の宿泊施設
ホテル・アンドルームス名古屋栄
久屋大通駅からは徒歩5分。栄駅からは直結の地下街「セントラルパーク」経由で徒歩15分。
公園とショッピングエリアが一体化したおしゃれな複合施設、「RAYARD Hisaya-odori Park(レイヤード ヒサヤオオドオリ パーク)」の近くにあります。
館内はシンプルかつ、アクセントの効いたインテリア。思わず写真を撮りたくなるようなデザインです。
\シンプルかつ素敵なインテリアで思わず写真を撮りたくなるホテル/
ランプライトブックスホテル名古屋
伏見駅10番出口から徒歩3分ほどの場所にあります。
1階の本屋さんには、「旅」と「ミステリ」を中心に、およそ3,000冊の本が並んでいます。
一冊選んで、おしゃれな部屋で読むこともできます。
\本の世界も旅できるホテル!ブックホテル!/
アクセス
愛知県名古屋市中区大須3丁目29−12
052- 262-0735
車の場合
直営駐車場あり(800台)コインパーキング
愛知県名古屋市中区大須3-30-40
電車・バスの場合
地下鉄/鶴舞線・名城線上前津駅 8番、12番出口より徒歩3分 市バス上前津停より徒歩2分
おわりに
今回は「亀岳林 万松寺」について紹介しました。
近代的な建物に圧倒されてしまいました。
大須商店街の中にあるので、お参りの後は食べ歩きなどもいいですよ。
気になった方はぜひ行ってみてください。
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