梅雨の季節になると、しっとりとした雨に映える美しい花「あじさい」。
愛知県にも、この季節限定の幻想的な風景を楽しめるスポットが数多くあります。
本記事では、2025年の最新情報を踏まえた、愛知県内のあじさいの名所13選をご紹介します。
見頃時期や駐車場の有無、混雑回避のコツ、今年のイベント情報もあわせてチェックして、ぜひお出かけの参考にしてください。
愛知県あじさいスポット 15選
① 形原温泉（蒲郡市）
「形原温泉あじさいの里」は、愛知県内でも随一のあじさいスポットとして知られており、斜面一面に咲き誇る約5万株のあじさいはまさに絶景。
園内には遊歩道が整備され、見渡す限りのあじさいに囲まれてゆっくり散策が楽しめます。
また、夜間にはライトアップが実施され、昼とは異なる幻想的な風景が広がります。
温泉街の中にあるため、観賞後はゆったり温泉に浸かる贅沢なひとときも魅力です
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見頃・駐車場・混雑回避・イベント情報
- 見頃：6月上旬～6月下旬
- 駐車場：あり（臨時駐車場含め 約400台、有料 500円）
- 混雑回避：平日午前中の訪問がおすすめ。特にライトアップ期間中の土日は混雑必至。雨の日は比較的空いています。
2025年イベント情報：
［名称］形原温泉あじさい祭り
［開催場所］形原温泉あじさいの里
［開催期間］2025年6月1日（日）～6月30日（月）
［開催時間］8時～21時（ライトアップは21時まで）
② 本光寺（幸田町）
「アジサイ寺」の愛称で親しまれる本光寺は、境内とその周辺に約1万株のあじさいが咲き誇る静かな山寺です。
石段や参道沿いに咲くあじさいはどれも見応えがあり、落ち着いた雰囲気の中でゆったりと花を楽しめます。
本堂や五重塔とあじさいのコラボレーションも美しく、写真愛好家にも人気のスポットです。
地元の人々に大切に守られてきた、隠れた名所のひとつです
見頃・駐車場・混雑回避・イベント情報
- 見頃：6月中旬～下旬
- 駐車場：あり（無料・台数に限りあり）
- 混雑回避：雨の日や平日の午前中が狙い目。週末の午後は混雑しやすい。
2025年イベント情報：
［名称］本光寺紫陽花まつり
［開催場所］本光寺（幸田町）
［開催期間］2025年6月1日（日）～6月30日（月）
［開催時間］終日（ライトアップなし）
③ 三ヶ根山（西尾市・蒲郡市）
三ヶ根山スカイライン沿いに広がる「あじさいライン」は、約7万本ものあじさいが道の両側を彩るドライブコースです。
標高320mの山頂まで続く道中で、青・紫・ピンクなど多彩なあじさいを車窓から眺めながら走ることができ、天気の良い日には三河湾や知多半島まで望むことができます。
山頂展望台からはパノラマビューも楽しめ、自然と季節の移ろいを感じることができる癒しのスポットです。
見頃・駐車場・混雑回避・イベント情報
- 見頃：6月上旬～6月中旬
- 駐車場：あり（展望台や途中の休憩所に数か所、無料）
- 混雑回避：朝9時までの早朝ドライブが狙い目。週末の昼間は混雑しやすい。
2025年イベント情報：
［名称］三ヶ根山あじさいまつり
［開催場所］三ヶ根山スカイライン沿線
［開催期間］2025年6月1日（日）～6月30日（月）
［開催時間］終日（スカイライン通行可能時間に準ずる）
※通行料：普通車420円／自動二輪車280円（軽・中型）
④ 茶屋ヶ坂公園（名古屋市千種区）
名古屋市内にありながら、自然豊かで落ち着いた雰囲気の茶屋ヶ坂公園。
園内には約4,300株のあじさいが植えられ、緩やかな斜面や小道沿いに咲き誇る様子はまさに都会のオアシス。
住宅街に近いため地元の人々にも親しまれており、ペットの散歩やファミリーのピクニックにも最適です。
春の桜、夏のあじさいと、季節ごとに彩りを変えるこの公園は、アクセスの良さも魅力です。
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車で22分の距離にある三輪神社。うさぎの置物などいっぱいありかわいいですよ。
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見頃・駐車場・混雑回避・イベント情報
- 見頃：6月上旬～中旬
- 駐車場：あり（無料・台数に限りあり）
- 混雑回避：午前中の早い時間が空いていて快適。特に土日は昼前後が混み合います。
2025年イベント情報：
［名称］茶屋ヶ坂あじさいさんぽ
［開催場所］茶屋ヶ坂公園
［開催期間］2025年6月上旬～6月下旬
［開催時間］終日
⑥ 尾西あじさいロード（一宮市）
尾西エリアには「あじさいロード」と呼ばれる散策路があり、用水路沿いに約1,000株のあじさいが咲き誇ります。
地域住民によって大切に手入れされたあじさいたちは、派手さはないものの、どこか懐かしく心温まる風景を演出します。
特に朝や夕方の光に照らされるあじさいは美しく、のんびりと写真を撮りながら歩くのにぴったりのスポットです。
見頃・駐車場・混雑回避・イベント情報
- 見頃：6月中旬～下旬
- 駐車場：なし（周辺にコインパーキングあり）
- 混雑回避：平日の午前中は人も少なく、ゆっくりと歩けます。
2025年イベント情報：
［名称］尾西あじさいまつり
［開催場所］御裳神社境内
［開催期間］2025年6月14日（土）～6月15日（日）
［開催時間］10時～16時
⑦ 小牧市総合公園 市民四季の森（小牧市）
小牧市が誇る「市民四季の森」は、広大な敷地に四季折々の花が咲く自然公園で、あじさいエリアもそのひとつ。
園内には約1,500株のあじさいが植えられ、特に初夏にはバラ園との共演も楽しめます。
ふわふわドームや小動物とふれあえる牧場、バーベキュー広場など、家族連れにうれしい施設が充実しており、花を楽しむだけでなく一日中遊べる公園です。
見頃・駐車場・混雑回避・イベント情報
- 見頃：6月中旬～下旬
- 駐車場：あり（無料・約800台）
- 混雑回避：土日は混み合うため、平日や早朝の訪問がゆったり楽しめておすすめ。
2025年イベント情報：
［名称］バラ・アジサイまつり
［開催場所］小牧市総合公園 市民四季の森
［開催期間］2025年6月7日（土）～6月8日（日）
［開催時間］9時～19時
⑧ 鶴舞公園（名古屋市昭和区）
名古屋を代表する歴史ある都市公園「鶴舞公園」は、桜やバラで有名ですが、初夏にはあじさいも美しく咲き誇ります。
公園内の奏楽堂近くや池の周辺には、約2,000株のあじさいが植えられ、都会の喧騒を忘れさせてくれる落ち着いた雰囲気に包まれます。
園内は整備が行き届いており、ベビーカーや車椅子でも快適に散策可能。
カフェやベンチも点在しており、休憩しながらゆったりと花を楽しめるのも魅力です。
見頃・駐車場・混雑回避・イベント情報
- 見頃：6月中旬～下旬
- 駐車場：あり（有料：60分300円程度、混雑時は近隣のコインパーキング利用）
- 混雑回避：早朝または夕方の時間帯は比較的空いており、写真撮影にも最適です。
2025年イベント情報：
［名称］鶴舞公園あじさい散策ウィーク
［開催場所］鶴舞公園 奏楽堂周辺
［開催期間］2025年6月上旬～6月下旬
［開催時間］終日
⑨ 音楽寺（名古屋市瑞穂区）
音楽寺はその名の通り音楽と深い関わりのある寺院で、敷地内には約2,000株のあじさいが咲き誇ります。
境内は静かな雰囲気で、参拝者を優しく迎えてくれます。あじさいの開花時期には、寺内の石段や回廊が色とりどりの花で囲まれ、幻想的な景観が広がります。
また、音楽寺内では毎年、あじさいの花をテーマにした音楽イベントも行われ、視覚と聴覚で花の美しさを感じることができます。
見頃・駐車場・混雑回避・イベント情報
- 見頃：6月中旬～下旬
- 駐車場：あり（無料、台数制限あり）
- 混雑回避：平日午前中の早い時間帯に訪れると、ゆったりと観賞できる時間が増えます。
2025年イベント情報：
［名称］あじさい音楽祭
［開催場所］音楽寺（名古屋市瑞穂区）
［開催期間］2025年6月7日（土）～6月29日（日）
［開催時間］終日
⑩ 荒子川公園（名古屋市港区）
荒子川公園は名古屋市内で有名な広大な公園のひとつで、あじさいが咲くエリアでは、約3,000株の花が見事に咲き誇ります。
公園内は整備が行き届いており、広々とした芝生広場や池周辺にはあじさいの小道が広がっています。
特に川沿いの遊歩道では、あじさいとともに川の流れを楽しむことができ、リラックスした散策が可能です。
子どもたちが遊べる広場も併設されているため、家族連れにも人気のスポットです。
見頃・駐車場・混雑回避・イベント情報
- 見頃：6月上旬～中旬
- 駐車場：あり（無料、約150台）
- 混雑回避：早朝や平日の午前中は比較的空いています。週末や祝日は混雑が予想されるため、朝の時間帯を狙うとゆっくり楽しめます。
⑪ 高徳院（豊明市）
境内に広がる約1,000株のあじさいは、緑に囲まれた場所に咲き誇り、落ち着いた雰囲気の中で花を楽しむことができます。
あじさいと歴史的な建物とのコントラストが魅力的です。
見頃・駐車場・混雑回避・イベント情報
- 見頃：6月中旬～下旬
- 駐車場：あり（無料、台数に限りあり）
- 混雑回避：早朝の時間帯に訪れると、静かに花を楽しむことができます。土日や祝日は混雑しやすいので、平日をおすすめします。
⑫ 鞍ヶ池公園（豊田市）
鞍ヶ池公園は、豊田市内でも多くの人々に親しまれている広大な公園で、あじさいの名所としても知られています。
池の周りに咲くあじさいは、約2,500株にのぼり、特に池とあじさいの美しいコントラストが訪れる人々を魅了します。
また、鞍ヶ池公園内には遊具やピクニックエリアもあり、家族連れで楽しむことができるスポットです。
自然散策をしながら、あじさいの花々に囲まれてリラックスした時間を過ごすことができます。
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豊田市のおすすめスポットについて詳しく知りたい方はこちら↓
見頃・駐車場・混雑回避・イベント情報
見頃：6月中旬～下旬
駐車場：あり（無料、台数制限あり）
混雑回避：平日の早朝や夕方は比較的人も少なく、ゆっくりと花を楽しめます。週末は特に多くの人が訪れるため、時間帯を工夫すると良いでしょう。
⑬ 奥殿陣屋（岡崎市）
奥殿陣屋は、岡崎市内に位置する歴史ある陣屋跡で、周囲の自然と調和したあじさいの名所です。
約1,000株のあじさいが、歴史的な建物や庭園の周囲に咲き、まるで時が止まったかのような静かな空間を提供します。
陣屋の敷地内には美しい庭園が広がっており、あじさいとともに、季節ごとの自然を楽しむことができます。
また、毎年6月になると、あじさいを楽しむために多くの人々が訪れ、静かな中にも華やかな雰囲気が漂います。
紫陽花を見た後どこ行こう？
岡崎市のおすすめランチについて詳しく知りたい方はこちら↓
見頃・駐車場・混雑回避・イベント情報
- 見頃：6月上旬～中旬
- 駐車場：あり（無料、台数に限りあり）
- 混雑回避：午前中は比較的静かに楽しめる時間帯です。土日や祝日は混雑することが予想されるため、早朝または平日の訪問をおすすめします。
まとめ
愛知県には、春から初夏にかけて美しいあじさいが楽しめるスポットが豊富にあります。今回ご紹介した13のスポットは、どこもそれぞれに特徴があり、あじさいを愛でるだけでなく、歴史や自然、イベントも楽しむことができます。
どのスポットも、6月のあじさいの見頃に訪れると、満開の花々とともに、自然や歴史的な魅力を存分に感じることができ、心安らぐひとときを過ごせます。また、各スポットで行われるイベントも魅力的で、家族や友達と一緒に訪れるのにもぴったりです。
是非、この記事を参考にして、2025年のあじさいの季節に素晴らしい思い出を作ってください。
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